頭金と住宅ローン控除の関係って?

頭金を考える女性

「住宅ローンを組むのに頭金は必要?」と悩んでいる人も多いと思います。

頭金をどの位用意した方が良いのかを判断するのに住宅ローン控除との関係を知ることも1つのポイントです。

頭金と住宅ローン控除の関係を自転車FPが解説します。

頭金を入れるメリット

「住宅ローンを組むのに頭金は絶対必要?」と思っている人もいまが、絶対必要と言う訳ではありません。

そもそも頭金は絶対入れなければいけないと言う訳ではありません

頭金を入れるメリットは住宅ローンで借りるお金を減らすことが出来ることです。

当然、頭金を多く入れた方が住宅ローンで借りるお金は少なくて済みます。

その結果、月々の返済額も少なくなります。

例)5,000万円の物件を購入するのに
・金利:1%
・借入期間:35年
の場合・・・

■頭金:1,000万円
借入金:4,000万円
月々返済額:112,914円

■頭金:なし
借入金:5,000万円
月々返済額:141,142円

頭金を入れるデメリット

頭金を入れると借入金が少なくて済むメリットがありますが、手元資金が減ってしまうというデメリットもあります。

当たり前のことですが、大きなデメリットです。

例えば住宅ローンを組んだ後に子供の入学金や授業料などの「教育費」がかかることが想定できる場合、そのお金を取っておかなければなりません。

もしくは予想できない出費も起こり得ます。

頭金を入れるときは、急な出費の緊急予備資金も確保した上で、頭金の額を決めた方が良いでしょう。

目安としては生活費の半年分から1年分の預金残高を残す余裕は残しておきましょう。

頭金を無理して入れて教育費や緊急の資金が必要になり、カードローンや教育ローンを借りるとなると、頭金を入れる意味がなくなってしまいます。

と言うのも、カードローンや教育ローンは住宅ローンの金利よりもかなり金利が高いからです。

また、頭金は当然ですが、住宅ローンが実行した後に「やっぱり頭金を入れなかったことにしたいので返して下さい」と言うことは出来ません。

絶対に無理してはいけません。

頭金と住宅ローン控除の関係

頭金を入れた方良いのか?を考える際に住宅ローン控除を理解する必要があります。

参考>>住宅ローン控除を申請すると税金がお得になるのはなぜ?

住宅ローン控除は最大年間50万円税金(所得税、住民税)がお得なる制度です。

住宅ローン控除でお得になる金額は年末の残高に関係します。

つまり、住宅ローンをたくさん借りれば、住宅ローン控除でお得になる金額が大きくなります。

逆に借入金額が少ないと、住宅ローン控除でお得になる金額が少なくなります。

住宅ローン控除は借入額の年末残高1%が上限50万円でお得になります。

また、現在の住宅ローンの金利はご存知の通り低く、変動であれば0.5%前後で推移しています。

と言うことは、場合によっては、頭金を入れる余裕はあるけどあえて頭金を入れず、多く借りて住宅ローン控除でお得になる金額を優先した方がよい場合もあります。

住宅ローン控除後に繰り上げ返済

住宅ローン控除は、購入したタイミングで10年or13年続きます。

この期間でお得になったお金は、いつもより残業をして得たお金でもなく、昇進してお給料が増えたお金でもありません。

10年or13年貯めておこうと考える人が多いです。

今後の教育費などに充てるために手を付けず貯金しておくのも良いでしょう。

また、住宅ローン控除終了後に繰り上げ返済すれば、住宅ローンのトータルの支払いを抑えることも出来ます。

繰り上げ返済するにしても2種類あります。

期間短縮型で繰上返済すれば、返済期間を短く出来ます。例えば、35年で組んだ住宅ローンを33年、32年と短縮できます。

また、返済額軽減型の繰上返済をすれば、返済期間は変わりませんが、月々の返済額を下げることも出来ます。

頭金を入れない方がよい人

単純に手元資金が厳しい人は無理に頭金を入れてはいけません。

一番大事なので、月々の生活費が回らなくなくなることです

大きな支出や子供の教育費、急な出費に支払いが出来なくなってしまったら困っていまいます。

大きな出費とは車購入費や旅行費用などが挙げられます。

浮いたお金で運用する

住宅ローン控除を優先してあえて頭金を入れなかった場合、住宅ローン控除後に、そのお金を繰り上げ返済することも効果的です。

とうことは、住宅ローン控除期間の10年or13年使わずに銀行に入れておくことになります。

その場合、銀行に預けておいても、銀行では利息が付きません。

そこで証券会社や保険会社に預けて、10年後、13年後に増やしてから繰り上げ返済するとさらに効果的です。

現在の住宅ローンの金利はかなり低いです。

変動金利は1%切っているので、運用ですからリスクを伴うものになりますが、それ以上の運用結果を出すのはさほど難しことではありません。

管理人からひと言

当然、住宅ローンの頭金を入れた方が住宅ローンで借りるお金が減るので月々の返済額を減らすことが出来ます。

ただ、入れた頭金は後々戻すことは出来ませんので、無理しないことが重要です。

住宅ローンは大きな借金となりますので、ネットや雑誌の情報だけで決めるのではなく、専門のFPに相談するのが良いでしょう。

また、都内近郊であれば管理人がご面談の上、ご説明しますので、気軽にご相談ください。

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