持病があるから緩和型の医療保険しか入れない?③

緩和型医療保険のイメージ

基本的に医療保険は健康でないと加入することが出来ません。

そのため、持病があっても加入できる緩和型の医療保険を検討している人がいます。

ただ、場合によっては通常の医療保険に加入できる場合もあります。

もしくは条件付きで加入することが出来ることもあります。

緩和型の医療保険に関して自転車FPが解説します。

告知書

医療保険に申し込むと査定があります。

査定とは健康状態の査定で基本的に加入時に記入する告知書で保険会社は判断します。

告知書とは健康状態のアンケートのような書類で、下記のような書類です。
↓メットライフの告知書(画像をクリックするとページに移ります)
メットライフの告知書

告知書で査定が決まる

上記の告知書を見て保険会社は査定します。

査定の結果、

・査定が通る(加入できる)

・謝絶(査定が通らない=加入できない)

謝絶になると緩和型の医療保険に入るしかありません。

場合によっては緩和型の医療保険にも加入することが難しい場合もあります。

また、「査定が通る」「謝絶」以外に「条件付きで査定が通る」ことがあります。

「条件付き」とは、

部位不担保

保険料増し

があります。

部位不担保

査定の結果「部位不担保」という場合もあります。

「部位不担保」とは「特定の部位は○年間は保障の対象外ですが、それ以外は通常通り保障する」という意味です。

部位や○年間は保険会社によって変わることがあります。

■例①「胃潰瘍で治療中」
⇒「胃」の部分は2年間保障対象外=「胃」以外は保障対象

■例②「子宮筋腫を最近指摘され治療歴なし」
⇒「子宮」の部分は2年間保障対象外
=「子宮」以外は保障対象
*摘出していたら条件なしの可能性も

■例③「大腸ポリープを指摘され治療なし」
⇒「結腸」の部分は2年間保障対象外
=「結腸」以外は保障対象
*切除していたら条件なしの可能性も

部位不担保で一定期間、保障対象外が付いてしまいますが、掛金は通常の医療保険と変わりません。

また、一定期間が過ぎれば、対象外が外れるので、通常の医療保険と保障内容は変わりません。

と考えると、割高の緩和型の医療保険に入るより、条件付きでも通常の医療保険に加入した方が良い場合もあります。

保険料増し

査定の結果「保険料増し」という場合もあります。

「保険料増し」とは「通常の掛金より上乗せの掛金になりますが、通常通り保障する」という意味です。

ただし、緩和型の医療保険を扱っている保険会社では「保険料増し」の査定結果はほとんどありません。

なぜかというと「査定が通らなかったら、緩和型の医療保険を検討してください」ということのためです。

実際はほとんどの保険会社で緩和型の医療保険を扱っているので、医療保険で「保険料増し」で加入できる保険会社は一部の保険会社に限られます。

なので持病や治療歴があってもしかしたら医療保険の加入が難しいという場合は、まずは緩和型の医療保険がない保険会社に事前査定を依頼するのも1つの方法です。

告知書は保険会社によって微妙に違う

医療保険に加入する際に記入する告知書は保険会社によって微妙に違う場合があります。

例えば健康診断の告知について・・・

1、「要治療・要精密検査・再検査・要経過観察」の告知が必要

2、「要治療・要精密検査・再検査」の告知が必要

に分かれます。

↓オリックス生命の告知書(画像をクリックするとページに移ります)
オリックス生命の告知書の例

↓メットライフの告知書(画像をクリックするとページに移ります)
メットライフ生命の告知書の例
上記の例でみてみると

■オリックス生命
⇒「要治療」「要精密検査」「要再検査」「要経過観察」の告知が必要。

■メットライフ生命
⇒「要治療」「要精密検査」「要再検査」の告知が必要。
=「経過観察」は告知の必要がない。
*「要経過観察は含みません」と記載があります。

ということは、健康診断の結果が「再検査」までいかないけど、「要経過観察」が多い人はメットライフ生命のように「要経過観察」の告知が必要ない保険会社を選ぶのも良いでしょう。

ただし、告知義務違反にならいないように気を付ける必要がありますが。

査定は保険会社によって微妙に違う

同じ告知をしても、保険会社によって査定の基準が微妙に違います。

ということは、「同じ持病や治療歴を告知してもA社では査定が通るけど、B社では査定が通らない」ということがあり得ます。

この基準はさすがに保険会社は一般には公表していませんが、医療保険に詳しいFPであれば直接、保険会社に問い合わせることができるので相談するのも良いでしょう。

管理人からひと言

「持病があるから緩和型の医療保険に入るしかないのかな・・・」と悩んでいる人は意外といます。

緩和型の医療保険は持病があっても加入できる半面、掛金が割高です。可能であれば通常の医療保険に加入した方が間違いなくお得です。

場合によってはきちんと告知することで通常の医療保険に加入出来る場合もあります。

「この位の病気なら保険くらい入れるでしょ」と安易に思っている人もいますが、意外と査定が通らないこともあります。

また、「この位の病気なら申告しなくてもいいでしょ」と思っている人もいますが、いざ保険を請求する段階で保険が下りないということもあり得ます。

最近では通販やネットで気軽に加入できる保険もありますが、いずれにしても告知書は慎重に記入する必要があります。持病や治療歴がある人が医療保険を検討する場合は専門のFPに告知書の記入方法を相談しながら手続きするのがベストです。

ちなみに通販やネットで加入できる保険会社もありますが、FPと対面で加入して加入しても保障内容や掛金は変わりません。

また、都内近郊であれば管理人がご面談の上、ご説明しますので、気軽にご相談ください。

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