メディカルKit R(キット アール)ってどんな保険?

メディカルキットRのパンフレット

東京海上日動あんしん生命が販売している「メディカルKit R(キット アール)」という特徴的な医療保険があります。

>>【公式HP】東京海上日動あんしん生命

メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握出来るように、自転車FPが解説します。

メリット① 掛け金が全額戻ってくる

メディカルキットRの最大の特徴は「支払った掛金が全額戻ってくる」という点です。この仕組みは他社にはほとんど見られない仕組みです。

具体的に計算してみます。
例えば・・・

30歳・男性
入院日額5,000円
月払い保険料:3,265円
*健康還付給付金の年齢:60歳
(60歳に掛金が戻ってくる設定)
*特定疾病保険料払込免除なし

60歳までに支払うトータルの掛金は

3,265円×30年(30歳~60歳)
=1,175,400円

つまり、60歳の時に約117万円を受け取ることが出来ます。

ただし、それまでに入院して入院給付金を受け取った場合はその分は差し引かれます。

例えば上記の例で・・・
60歳までに10日間、入院した場合
入院日額5,000円×10日間
=5万円

60歳の時に受け取れる健康還付給付金から5万円が引かれます。

ただし、特約(先進医療特約や女性疾病の特約など)の掛金は掛捨です。

また加入する年齢によって健康還付給付金を受け取れる年齢が異なります。

健康還付給付金を受け取れる年齢は・・・

契約年齢が0歳~40歳⇒60歳or70歳(選べます)
契約年齢が41歳~50歳⇒70歳のみ
契約年齢が51歳~55歳⇒75歳のみ
契約年齢が56歳~60歳⇒80歳のみ

つまり、45歳の人は健康還付給付金を受け取れる年齢を60歳に設定することはできません。

また61歳以降の人はそもそも加入出来ません。

メリット② 保険料控除の対象

メディカルキットRは支払った掛け金が全額戻ってきますが、実質、それ以上戻ってきます。

なぜかというと生命保険料控除の対象になって、

勤めている人⇒年末調整
自営業⇒確定申告

で税金が毎年戻ってくるからです。

正確には介護医療保険料控除の対象になります。

ただし、支払った掛金が全額対象になる訳ではありません。

正確にはあんしん生命のメディカルキットNEO(ネオ)(掛捨の医療保険)と同じ条件(性別や年齢)の掛金分が保険料控除の対象になります。

性別や年齢によって変わりますが、掛金の4割から5割くらいが保険料控除の対象になると考えておけば良いでしょう。

メリット③ 特定疾病払込免除特則

メディカルキットRには「特定疾病払込免除特則」という特則(=オプション)を付けることが出来ます。

「特定疾病払込免除特則」とはがんや心疾患、脳血管疾患のいずれかと認められると今後の掛け金の支払いがなくなり、しかもその後一生涯保障が続くというものです。

この保障は他社にもあるのですが、メディカルキットRはそれまでに支払った掛け金が全額戻ってきます。

ただ、「メリット①掛け金が全額戻ってくる」で解説したようにそれまでに入院して入院給付金を受け取っていたらその分は差し引かれます。

デメリット① 掛金が掛捨より高い

メディカルキットRは支払った掛金が戻ってくるという特徴がありますが、そもそもの掛金が掛捨ての医療保険よりも高いです。

なので「今は加入している保険を見直して掛金を安くしたい」という希望がある人には向いていないかもしれません。

デメリット② 途中解約

メディカルキットRは健康還付給付金を受け取る前に解約した場合、元本割れしてしまいます。

つまり支払った掛金より少ない解約金しか戻ってきません。

加入してからの期間にもよりますが、2割から5割くらいの解約金になります。特に加入してから間も無いと解約金はかなり少ないです。

なので、途中解約すると「最初から掛捨の医療保険に加入しておけばよかった・・・」となってしまいます。

基本的にメディカルキットRに加入したら健康還付金を受け取るまで続けた方が良いです。

デメリット③ 見直しがしづらい

メディカルキットRは「デメリット②途中解約」で解説したように途中解約してしまうともったいないです。

なのでメディカルキットR加入後に新しい医療保険が発売されたからと言って見直しすると損します。

見直しとは、正確には「現在加入中の医療保険を解約して、新しい医療保険に入り直す」ということです。

その場合、メディカルキットRは解約せずに継続しておいて、追加で医療保険に加入するという事であれば損することはありませんが。

ただし、メディカルキットRと新しい医療保険を両方支払わなければいけないので月々の支払いが増えてしまいます。

「貯金になるのであれば両方支払っても大丈夫」という事であれば問題ありませんが、将来、そういうリスクも考えられるということは検討する時に知っておかなければいけないでしょう。

デメリット④ 健康還付金受け取り後は掛捨

デメリットと言えないかもしれませんが、健康還付給付金として、60歳や70歳で今まで支払った掛金を受け取った後、保障を継続させたい場合は支払いはそのまま続きます。

その掛金は掛捨てになります。

それがもったいないと思ったら健康還付給付金を受け取って解約することも可能です。

管理人からひと言

メディカルキットRは他社にあまりない特徴的な医療保険です。

ただその分、加入前にきちんと仕組みを理解する必要があります

パンフレットだけでは理解しづらい部分もありますし、ネットの口コミや評判は素人が書き込んでいるケースが大半です。

メディカルキットRを検討する場合は医療保険に詳しい専門のFPに相談するのが良いでしょう。

都内近郊であれば管理人がご面談の上、解説させて頂きますので気軽にご相談下さい。

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